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Neill! Neill! Orange Peel!

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    校長、ボブと鶏を盗みに行く Ⅳ

    ある日、ニイルはお隣の農家を訪ねて言いました。
    「子供の治療の為に今晩その子とお宅の鶏を盗みに行きたいと思いますが、お許しを得たいと思って参りました。」
    「ようございますとも。ニイルさん。」農家の主人は快く言いました。
    その晩、ニイルは盗みを繰り返す子供のそばへ行って、こっそりとささやきました。
    「ねえ、ボブ。隣の家の鶏をちっとばかり取ってこようと思うんだが、手伝ってくれないか?」
    ボブは驚いて、信じられないようでした。じかに、ニイルがこの子供にたいまつを持たせ、垣根を越えさせたとたん子供はとても興奮しました。ニイルは四羽の鶏を盗んで、それを安全に学校の鶏小屋に入れました。(それらは朝になって、真先に垣根を越えて飛び帰ってしまったのですが…)ボブは飛び帰ったことなど考えてもみませんでした。彼の心を占めていたのは“ニイル校長も僕と同じように悪いことをする”ということでした。
    これは、この子供にとってはとても必要な教育でした。
    ボブの家庭では、父親は常に神であり、彼の抑圧のもとにいましたが、サマーヒルスクールではニイルが絶対の神となったのです。
    そこでニイルは、彼の神を天から地に引きずりおろすことにしたのです。
    いつの間にかボブは、盗みをすることにすっかり興味を失いました。

    ところで、サマーヒルの鶏は太っていて、空をバッサバッサと飛んで高い木の枝にとまるそうです。木の枝に鶏が2羽とまっている写真があります。
    ある時、お隣のガリガリの鶏が、サマーヒルスクールに逃げてきました。そのうち、それらのやせ細った鶏は太り、おまけに空を飛ぶようになりました。
    自ら、サマーヒルスクールに逃亡してきた鶏で、帰って行った鶏は一羽もいないそうです。

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